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論文

Structural changes of ZrO$$_{2}$$-CeO$$_{2}$$ solid solutions around the monoclinic-tetragonal phase boundary

八島 正知*; 廣瀬 輝夫*; 片野 進; 鈴木 康雄*; 垣花 眞人*; 吉村 昌弘*

Physical Review B, 51(13), p.8018 - 8025, 1995/04

 被引用回数:118 パーセンタイル:97.28(Materials Science, Multidisciplinary)

Zr$$_{1-x}$$CexO$$_{2}$$固溶体(x=0, 0.02, 0.05, 0.08, 0.10, 0.12, 0.15)の単斜相(P2$$_{1}$$/c)と正方晶(P4$$_{2}$$/nmc)の結晶構造を高分解能中性子回折実験により調べた。この結果、CeO$$_{2}$$濃度の増加とともに、単斜相の格子定数a, b, cは増大し、角度$$beta$$は減少した。この増加はZr$$^{4+}$$のイオン半径に比べて、 Ce$$^{4+}$$のイオン半径が大きいことによる。またCe濃度の増加とともに、陽イオン(Zr, Ce)の原子座標xとyは減少し、zは増大する。一方酸素原子の座標xは増大するが、y, zはほとんど変化しない。CeO$$_{2}$$濃度の増加に伴う$$beta$$角の減少と原子座標の変化は、単斜相の構造が正方晶の構造に近づいていくことを示している。

論文

Structure analysis of a Ca-Nb-Ga garnet

小野 泰弘*; 島村 清史*; 森井 幸生; 福田 承生*; 梶谷 剛*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.420 - 422, 1995/00

 被引用回数:10 パーセンタイル:55.08(Physics, Condensed Matter)

中性子粉末回折法により、Ca-Nb-Gaガーネットの結晶構造を室温から800$$^{circ}$$Cの間で調べた。X線単結晶回折による結果と総合して、可能な空間群はNo.199であると判明した。またCa$$^{2+}$$サイトに1~2%の空孔が存在すること、Nbイオンの一部がCaやGaで置換されていること等が明らかになった。Ca-Nb-Gaガーネットに希土類元素を添加した物質は、350$$^{circ}$$C以上で、誘電率がa-面の伝導率と同じように急激に増加するが、これと対応してX線回折強度が変化することを見い出した。

論文

Neutron diffraction study on Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$ and Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$N$$_{x}$$ (x=2.1-2.6)

梶谷 剛*; 森井 幸生; 入山 恭彦*; 加藤 宏明*

Physica B; Condensed Matter, 213&214, p.294 - 296, 1995/00

 被引用回数:5 パーセンタイル:36.65(Physics, Condensed Matter)

Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$とY$$_{2}$$Fe$$_{17}$$N$$_{x}$$(x=2.1~2.6)の鉄イオンの磁気モーメントの温度変化を調べるために、粉末中性子回折実験を行った。結晶構造解析より、Th$$_{2}$$Ni$$_{17}$$型六方晶(50~60体積%)とTh$$_{2}$$Zn$$_{17}$$型斜方晶(40~50体積%)の混合系をなしていることが判明した。両相共にリートベルトフィッティングが成功し、鉄イオンの磁気モーメントを解析しつつある。その温度変化はNd$$_{2}$$Fe$$_{17}$$系の場合と極めて異なったものである。

論文

Neutron powder diffraction study of Ni-LTA zeolite

大西 直之*; 堀川 泰愛*; 梶谷 剛*; 森井 幸生; 平賀 賢二*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.408 - 410, 1995/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:18.62(Physics, Condensed Matter)

Na-LTAゼオライト(Na$$_{12}$$Al$$_{12}$$Si$$_{12}$$O$$_{48}$$)のNaイオンをNiイオンで置換したNi-LTAゼオライトは20K以上で常磁性を示し、それ以下で強磁性をさらに10K以下ではスピングラス的なふるまいを示す。この物質の構造と磁性との関係を明らかにするために中性子粉末回折実験を室温と12Kで行った。既によく知られたミクロ孔(直径約10$AA)$を含んだ骨格構造について、リートベルト解析を行った結果Niイオン位置は(0.1,0.1,0.1)で、それは骨格構造中の六ヶのリングの中心にあたっていることが判明した。

論文

The effects of dilution on the competing exchange state in (Tb,Y)Mn$$_{2}$$X$$_{2}$$ (X=Ge,Si)

S.Purwanto*; 大橋 正義*; 小野寺 秀也*; 森井 幸生; 舩橋 達; 山内 宏*; 山口 泰男*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.318 - 320, 1995/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:25.65(Physics, Condensed Matter)

高分解能中性子粉末回折法により、TbMn$$_{2}$$Ge$$_{2}$$は4K$$<$$T$$<$$Tt=95.3Kでフェリ磁性をTt$$<$$T$$<$$414Kで反強磁性を示すことが判明した。またTbMn$$_{2}$$Si$$_{2}$$では、54.3K$$<$$T$$<$$64.5Kではこれより低温の相、高温の相、長周期構造構の共存状態にあることが判明した。この二つの物質の磁気秩序温度が高いことを考慮すると、Tb-Tb間の交換相互作用が大きすぎて、DyMn$$_{2}$$Geで観測されたTbモーメントがフラストレーション状態にある交換相互作用競合状態を作り出すことができないでいると示唆される。Tbの一部をYで置換した系についての実験から磁気秩序温度はより低温へと減少しており、交換相互作用競合状態が実現している可能性がある。

論文

Neutron diffraction study of a (C,Cu)(Sr,Ca)$$_{2}$$(Y,Ca,Sr)Cu$$_{2}$$O$$_{7}$$ superconductor

宮崎 譲*; 山根 久典*; 梶谷 剛*; 森井 幸生; 舩橋 達; 平井 敏雄*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.94 - 96, 1995/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Condensed Matter)

炭酸基を含んだ酸化銅(Ca$$_{58}$$Cu$$_{0.42}$$)(Sr$$_{0.88}$$Ca$$_{0.12}$$)$$_{2}$$(Y$$_{0.50}$$Ca$$_{0.26}$$Sr$$_{0.24}$$)Cu$$_{2}$$O$$_{7}$$について中性子粉末回折実験を行い、精密構造解析を行った。半導体であるこの物質には酸素欠損や炭酸基欠損がない。一方高圧酸素下で熱処理した物質は(C$$_{0.51}$$C$$_{0.42}$$)(Sr$$_{0.88}$$Ca$$_{0.12}$$)$$_{2}$$(Y$$_{0.5}$$Ca$$_{026}$$Sr$$_{0.24}$$)Cu$$_{2}$$O$$_{6.92}$$で欠損が生じていると共に50Kに超伝導転移温度を持つことが判明した。また格子定数は母材より若干変化して、a=3.831$AA$、b=3.8501$AA$、C=11.1144$AA$となることを観測した。熱処理により生じた炭酸基の欠損やいわゆる頂点酸素位置に酸素が導入されることによりホールが生じているものと考えられる。

論文

定常炉における中性子粉末回折

森井 幸生

新しい粉末回折法, 0, p.109 - 126, 1992/00

JRR-3Mに設置した高分解能中性子粉末回折装置(HRPD)の性能や最近の研究例を紹介しながら、中性子回折の特徴や利点についてX線回折やパルス中性子回折法と比較しながら詳述した。またオークリッジ国立研HFIRに設置した広角中性子回折装置(WAND)を使った相転移や相分離の時間発展の研究についても紹介した。さらにこれらの中性子回折装置の利用方法について説明を行った。

論文

角度分散型中性子粉末回折

森井 幸生

日本結晶学会誌, 34(2), p.62 - 69, 1992/00

JAERI-JRR3に新しく設置した高分解能粉末回折装置(HRPD)と、ORNL-HFIRの広角中性子回折装置(WAND)について、その構成、性能、実験例を述べて、中性子粉末回折の特徴を解説した。HRPDでは極細コリメータシステムにより回折ピークの分解能を0.2%まで上げたために、複雑な構造や磁気構造、大きな単位セルをもつ構造を持つ物質の構造研究が進んでおり、その一例としてLa$$_{2}$$NiO$$_{4.00}$$について述る。WANDでは、広い回折角にわたって同時に回折パターンを得ることが可能で、相転位の時間発展の様子を直接測定することができる。

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